レジェンドラ帝国の戦士でラーカムの従者。
別名『レジェンドラの影』。
飄々としたどこか掴み所がない性格だが、
仕事はしっかりこなす優秀な男。

ラーカムのお付きとして
ロードオブグローリーに参加している。

その正体はレジェンドラ皇帝の落とし子、
ラーカムとは腹違いの兄弟にあたる。
奴隷だった母と共に棄てられ、
下町でひっそりと暮らしていたが
母の死を機に傭兵になる。
その後、22歳の時にラーカムと出会う。
当初は父への恨みを抱き復讐を考えていたが、
老いぼれた父を見て考えを改め、
レジェンドラの未来の為に
従者としてラーカムを支える決意する。

1年前のレジェンドラ襲撃の際に、
魔族から右腕に死の呪いをかけられているが、
周囲に悟られないように秘密裏に呪いを焼いている。
右腕を常に隠しているのはその為。
ただ呪いは完全には消えておらず、
彼もまた徐々に寿命を蝕まれている。
彼が名乗り出ないのは、
自分が出ることで余計な皇位継承争いが
起きないようにする為である。

ラーカムから暇をもらった時はよく釣りを楽しんでいる。
リュートはプロの腕前で、ラーカムの為に毎晩弾いている。
レジェンドラで珍しい金の髪は母親譲り。

不遇な生い立ちではあるが、
よくも悪くも割り切っており、
過去の境遇を悔いたり、
恨んだりする過程はもう過ぎている。
自分を照らしてくれるもう一つの光として
勇者を求めるようになる。

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