器も体も大きなベテラン戦士。
少々がさつなところのあるオジサンだが、
義理人情に厚く周りから慕われている。

セルピコの保護者役をつとめており、
今回も彼と一緒にロードオブグローリーに参加している。
実はセルピコの叔父である。
人生経験が豊富で包容力があるが、
大人特有の“ずるさ”も持ち合わせている。

元々はローゼンヒルにある貴族の出で、
本名は『ヴォール・フォン・アトカニバル』。
貴族の堅苦しい生活を嫌い、
18の時に家出をしてから冒険者として旅を続けていた。
姉のエーレはセルピコの母親である。
20の時にローゼンヒルにある
犯罪組織フロリバンダに加入し活動するも、
28の時に家が魔物に攻められたと知り組織を抜ける。
瀕死のエーレから、幼いセルピコを守るように託されるも、
逃げた負い目から覚悟を決められず三年が経過。
その後、ようやくラクリモッサに移住して
セルピコに接触した。

腰痛もち。肩こりもあり、
セルピコからの誕生日プレゼントは
毎年肩たたき券になっている。
オヤジギャグが大好きで、
セルピコからはいつも冷たい目で見られている。
貴族の出の為、テーブルマナー等に詳しい。

責任から逃げ出し、結果的に姉や両親を死なせてしまったことから自分には家族をもつ資格がないと思っているが、
勇者と出会い心が揺れ動く。

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