東方の国イヅルノの剣士。
氷のサムライと呼ばれるほど頑固で
ストイックな器用貧乏。

一族の名誉と、とある任務の為に
ロードオブグローリーに参加している。

また彼自身イヅルノの占い師から
“20の誕生日に人生を変える出会いがあり、
迷いと苦しみから救われる”と言われている。
5歳上の兄のシンがいたが、既に病死している。

由緒正しき剣士一族の出身で、
小さい頃から剣術を叩き込まれてきた。
ささいな誤解から父に期待されていないと
思い込んでしまい、
それが未だに彼のコンプレックスになっている。
そのコンプレックスは兄が亡くなってからも続き、
彼の中で神格化された兄は、
彼の中で一生越えられない壁になってしまっている。
自己評価が低く劣等感の塊だが、
ゼクウの実力は兄をとっくに超えている。

彼のもう一つの使命はハナビ王（ヒガン）の護衛。
口に出すことはないが、
彼を友としても王としても信頼している。

幼い頃は女の子のように可愛らしく
引っ込み思案な性格だった。
今でもその見た目からファンが多い。
朝稽古と滝行が日課。
不器用で、刺繍や料理の腕前は壊滅的。
歌が好きだが人前では歌いたがらない。
また意外に病弱である。

当初は勇者の実力を疑い、冷たく接していたが、
彼女の芯の強さに兄の姿を重ねて心を開いていく。

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