正義に燃えるグランロットの若き神官。
真面目で礼儀正しい好青年だが、
少々頑固で突っ走りすぎる一面も。
魔王を更正させるべく、
ロードオブグローリーに参加している。
勇者に対しては憧れと共に畏敬の念も抱いている。
ピュアで真っ直ぐだけれど少しドジ。
禁欲を誓いつつも、なんだかんだ好物である
魅惑の輪っか(ドーナツ)の誘惑に
負けてしまう可愛い面も。
父亡き後に教会を継いでからは、
日々熱心に信者の相手を務めている。
皆の心を救う手助けをするのが彼にとっての幸せの為、
弱音を吐くことはない。
父親が“悪は許さない”を信条としていた為、
彼も盲目的に正義を信じている。
また、両親の愛や神の愛に包まれて育ってきたので、
人の善の部分を疑っていない。
キンカローと出会ったのは三年前で、
旅先で盗賊稼業を行っていたキンカローを見つけて
大声で説教をしたのが始まり。
それ以来なんとかキンカローを更生させようとしており、
今回のロードオブグローリーでは大臣からの依頼もあって、
彼に天の加護を受けた首輪を付けた。
かなりの近眼で、眼鏡がないとほぼ何も見えない。
子供達の為に手作りの人形を作るなど
基本的には器用だが、
一度に二つのことができない器用貧乏でもある。
ロードオブグローリーを進める中で世間を知り、
正義の無力さを痛感することになる。
彼は己の正義を信じ、周りを説いてきた。
しかし、果たして自分の正義は正しいのか。
人それぞれ正義の形が違うのであれば、
自分の正義を押し付けているだけではないのか。
神に問うても、答えてはくれなかった。
あるのだとしたら、
魔物達にも彼ら自身の正義が
あるのかもしれません。
ならば…私の正義など
通じないのではないでしょうか?